二年前の今日、草津市のお蔵作業日記(3)
日記(2)は
こちら
<2015年2月5日 20:55のfacebook投稿より>
今日はいろんな感情が出てきて揺れ揺れな一日でした。
草津市のお蔵、業者さんとの打ち合わせの結果ですが、
朝からいろいろあった、現時点での結論としては、
「返事待ち」の状況です。
諸事情から、詳しい話ができなくてごめんなさいね。
いま、みなさんにお伝えできることは、
2/14までに、中の民具類を片付けるということで、
2/7の午前中、2/13と2/14に作業させていただくことは
決定・・・ということくらいです。
取り壊しになる建物以外の小屋も一通り見せて頂き、
長持(10本ほど)、ござ(汚れ有・大量)、火鉢(大小あり)、
和船の櫓(古)、木製はしご、シャベル・踏み鋤(たくさん)、
木箱、木の杭・棒、マルチをかけるための竹の支柱(大量)、
乳母車(籐製)、木の蓋付き物入、漬物桶(木製・プラ製、大小)、
食器棚、子ども用ロッカー、電気こたつ、三つ折サマーベッド(古)、
ベビーカーなどが、取りに来ていただければお分けできます。
まだ未確認のエリアもあるので、片づけ作業中、
お宝発見ということもあるかもしれません。
2/7午前中は、取り壊さない小屋の二階のものを下ろして、
全貌を確認します。
お宝発見したい方、民具持ち帰りたい方、
お力を貸していただけると大変ありがたいです。
今後も、最新の情報は、
facebookとブログでお知らせしますね!
× × ×
今日の感情揺れ揺れの一幕、少しだけ語らせてください。
午前中の打ち合わせでは、
業者さんも大工さんもみんな前向きに話し合った結果、
立派な古材も刻むしかない・・・という結論に達したのですが、
一人でお昼ごはんを前に、
どうしようもなく悲しくなって、涙が出てきて、
お店の奥さんが(状況は全くご存じないのになぜか)
「諦めるのはいつでもできるよ」と声をかけてくださり、
気を取り直し、わずかな望みを託して、業者さんに電話。
撃沈したのですが、
現場に戻って、お蔵・モノとの恍惚のまぐあいのひと時を過ごし、
帰り際、やはり諦めきれなくて、
関係の方々に面会行脚することに。
あのお蔵の、輝ける未来が、勝手に妄想されて、
それがもしも実現できたら、どんなに素晴らしいことだろうと、
にやにや頬がゆるんで仕方ないのです。
なんのこっちゃ、わからない説明しかできなくてごめんなさい。
とりあえず、現時点では、その夢が完全に消えてはいないのです。
1/21に解体のお話を聞いてから、ここまで来れたのも奇跡です。
でも、ここで終わりたくないです。
みなさんと一緒に夢を紡いでいきたいです。
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