なんだか、今月は早く過ぎていく。
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昨日は出産した産院で娘を連れてベビーマッサージ講習を受けた。
なりゆきで息子1も一緒に。
お世話になったO医師が「どうや?」と親しげにやってきて、
ぱっと写真を撮ってくれる。この先生は赤ちゃんの写真を
撮るのがもの凄くうまい。(お腹の中の胎児の超音波写真も)
退院前、あちこちの産院が閉鎖して、妊婦の受け入れが多くなってパンク状態だと語っていた先生、お元気そうな様子で何よりだった。
「さあ、これからマッサージをするよ」と赤ちゃんに声をかけて、
服の上から手足をなでて服を脱がす。
オイルを手につけて足・手・腹・背中・・・とゆっくりなでつけていく。なんだか気持ちよく、楽しい。
息子1は与えられた人形でもくもくと練習。
終了後、体重測定。
生後3ヶ月にして7キロを超えていた。
息子たちはこんなに重くなかった・・・。びっくり。やっぱり。
生後3ヶ月、むちむちに太った娘のふとももには4本くらいしわがある。毎日、抱き上げるたびに重くなったのを感じる。
連れ合いもずっと抱っこしてるのが辛い・・・とぼやいていたのだ。
帰る前にいつの間にかやってきた先生が「はい」と写真を渡してくれる。そこには見たことのない娘の表情。
夜寝る前に息子2に全身マッサージをしてやった。
(いつもはかゆくなる部分だけ馬油をぬってやるのだが。)
すごく喜んでいた。こういうスキンシップもなかなかいいかも。
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そうそう、夏至もすぎましたね。
22・23日の夜は、キャンドルナイトやって盛り上がりました。
電気を全部消して、ろうそくの火を家族みんなで囲んで話をする(歌を歌う)というのもなかなか面白い。
「ろうそくが小さくなってるね」
「うん、ろうそくも資源だから、無駄に使ったらあかんなあ」
「昔の人はどうしてたんだろう」
「日の出とともに起きて、日が沈んだら寝てたんだよ」
「・・・じゃあ、寝ようか」
ということで、結局えらく早く寝てしまいました。
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で、さらにさかのぼり、前回ご案内した京都の講演会、
開始1時間前に会場に着いたらすでに満席で入れませんでした。
なんとなくそんなこともあろうかと、即座に気を取り直し、
赤んぼを抱っこしたまま、時計台の中の資料館とか文書館とか、大学構内をぶらついてから、学生時代にアルバイトしていた喫茶店へ。
バイト先のマスターとおくさんは京都の父母。
お店に入るなり、私と娘の名前を呼んで歓迎してくれる。
大学のサイクリング部部員がバイト生として働くこのお店。
ご夫婦には子どもがなく、われわれを我が子のようにかわいがってくれる。
もう25年も部員が働いていて、一番上の「孫(バイト生の子ども)」は大学生とのこと。孫は30人くらいはいるらしい。
「新聞に載ったのよ」と切り抜きを見せてくれたり、バイト生が書いた新聞記事も出してくれたり、うちの博物館の職員がリレー連載している新聞記事のことも知っていた。
おくさんのいれるおいしいコーヒーもいただき、いろんなパワーを充電できた。
講演会に参加するためでなく、
このために京都に出てくることになってたんだろうなあと思えた一日だった。