農的くらしの広まりを実感する日 2010年04月11日17:40

なかてぃヨーコ

2024年01月03日 14:42

今日は、午前中から、家族5人で、
新旭の水鳥観察センターの「アースデイびわ湖」に行ってきました。

大きな看板もなく、会場案内図もなく、ひっそりと、
小雨のせいか、お客さんもまばらでしたが、かなり濃ゆい人々が集まってました。

太い竹筒で炊いたごはんや、雑穀カレーライス、自作小麦のベーグルや蒸しまん、
こだわり野菜やオーガニックコットンの服、手作りおもちゃや、手作り和ろうそくなど・・・、
十数のお店と、ハンモックや木登り体験や水鳥観察のワークショップがありました。

息子1(小6)は気分が乗らないらしくずっと車の中で寝ていたのですが、
あちこちで買い集めたものを家族みんなで食べたあとは、ばらばらに楽しみました。
(食器は全てリサイクルできるものが使われていて気持ちよかったです)

私がふらふらお店を回っていると、あちこちで、
「あの、○○でお会いしましたよね~」と声をかけられ、
浜大津こだわり朝市や、暮らしを考える会、おうみこっとん夢つむぎの
集まりで出会った方だったり、
仰木のヨガ教室で行われた「食の未来」上映会や、
けんこう舎の頭蓋仙骨療法で出会った方だったりで、びっくり!

4月の初めに行った京都北山、京北黒田の合宿でも、
京北町で農的な暮らしを楽しんでいる若者たちが集まり、
手作り市を始めることになったと聞きました。
(お山カフェ・市川ご夫妻も、京都の下鴨亭で市を開いてます)

あちこちで、こういう暮らしの仲間が広まってきてるのを実感しました。

子どもたちは、水鳥観察やハンモックの体験に行ったらしいのですが、
私は、和ろうそくの手作りワークショップにチャレンジ。

今津の老舗の和ろうそくやさんの後継者の若い男性に手ほどきを受けました。
(25才で後を継ぐために戻ってきたそうです)

和紙にイグサを巻きつけたもの芯を、細長い棒の先に取り付け、
櫨の実からとった蝋を溶かした鍋に入れては乾かし入れては乾かし、
仕上げは棒を回しながら左手の3本の指先ではさんで整え、
底と芯先を暖めた包丁で切り取って完成。

東北地方で漆の実からとった蝋成分で始まった和ろうそく。
温暖な地域では櫨が使われ、そのほうが質のよいものができるそうです。

このお店では、昭和に入って、米ぬかから蝋成分を抽出する方法が考案され、
お米から作った和ろうそくというのも売り出していました。


今晩は、家の前の公園の桜をライトアップして、
家の中は和ろうそくで灯りをともして、
今年初物の筍と、ゆばふじさんからゲットした生ゆば、発酵道の寺田本家さんのお酒を
楽しみたいなあと思います。


関連記事