ここのところ、葛川細川の古民家Zuttoにはまっています。
草津にある子どもネットワークセンター天気村さん所有の古民家を
子どもたちが地域の人・自然・その恵みに触れる体験施設にしよう!という
取り組みに関わって半年あまり。
年度末に、名前が「Zutto~ずっと~」と決まり、
#地域のさまざまなものがず~とつながり、過去と今、未来がず~とつながり、
ここで縁を結んだものがず~とつながっていこう!という想いをこめて
4月29日の古民家プロジェクトの集まりに木考塾の方々が来てくださったことが
きっかけで、GWにはトタン屋根の塗り直しが始まってしまったのです。
梅雨までに、屋根の谷の部分の修理と塗り直しを終える予定!
脚立で手の届く軒先だけ塗って途方にくれていたら、
足場を貸してあげようとある大工さんのお言葉。
今日は、現地で足場を設置。(すでに組んでくださってました!)
玄関面は、はしごの方が都合がいいなど、専門的なアドバイスをいただき、
手配もご協力いただけることになり、感謝感謝です。
あとの問題は、人手の確保!
5月は、17日(月)の10時~15時半、22日(土)の15時~、23日(日)の
29日(土)の午後、30日(日)の午前中に作業を行う予定です。
やってやろうという心のある方、屋根仕事は無理だけどご飯づくりなどやるわという方、
初夏の葛川を楽しみたいわという方・・・、どうぞ、お越しくださいませ!
ちなみに場所は、国道367号沿い、ぎりぎり大津市の葛川細川バス停の近く。
鯖寿司屋・花ひささんの隣です。
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さて、最近、県内各地で、地元の大工棟梁・設計士などのグループが、
地元産の木材を使った伝統的な構法で建てる住まいのよさを伝えている機会が
目に付きます。
先日、高島市安曇川町の山里暮らし交房「風結い」に行ってきました。
ここは、木湖里ねっとさんが4月から名前を変えた「結びめ」さんが
築150年の古民家を移築し、県産木材を使用した伝統工法で再生した建物で、
高島の田舎暮らしを体験してもらうための場所として5月7日にオープンしました。
無農薬の米作り体験やセルフビルド塾、庭づくり講座など計画されています。
結びめさんのブログ
http://musubime.shiga-saku.net/
#・・・私は、隣にある崩れかけた土壁の建物(たばこの乾燥小屋らしい)も
気になりました。
また、大津の伊香立にも安曇川流域・森と家づくりの会さんのモデルハウス「もりいえ」が
このGWにオープン。
県産木材をふんだんに使い、木の香りとぬくもりが感じられる家とのこと。
何度も前を通り過ぎ、いつも気になっています。近いうちに訪問してみたいです。
安曇川流域・森と家づくりの会HP
http://www.mori-ie.com/index.html
また、「滋賀ほんまもんの家」という
「滋賀らしい環境こだわり住宅つくり手ネットワークグループ」も昨年結成され、
気になっています。
公式サイト
http://www.shiga-honmamon.jp/
滋賀の住まいを支えてきた資源が、まさに今、見直されつつあるのを深く実感します。
そして、古民家Zuttoで、
それを実践できる機会が与えられたことを心より喜んでいます。
(以上、近江昔くらし倶楽部ブログより、一部改変)