ローカル七十二候 第46~54候(秋分・寒露・霜降)
二十四節気「秋分(しゅうぶん)」
第46候 雷乃収声(かみなり すなわち こえを おさむ) 9月23日~
「園児らと花咲くミョウガを摘みまくる」
去年もお世話になった広河原のミョウガ畑へ。時季遅く、花が咲いていたが、見つけやすく収穫しまくる。水路の水で洗い、持ち帰って掃除して塩漬け。後日、ナスとキュウリとシソを加えてしば漬けに。
第47候 蟄虫坏戸(むし かくれて とを ふさぐ) 9月28日~
「園児らとサツマイモ堀る」
去年もお世話になった別所の畑へサツマイモ堀りに。お手々スコップに移植ごてを使って大収穫のあと、今年は畑の土を積み上げて大山を作り、手足で固めてトンネル作りも。秋空の下、シートの上でお弁当給食。
第48候 水始涸(みず はじめて かる) 10月3日~
「園児らと拾ったクリで数珠栗に栗ごはん」
園庭で集めた小さな山栗をゆでて針と糸でつないで数珠栗に。去年もお世話になった学校近くのお家でもクリ拾い。去年ほど豊作でなく、なり方もばらつきがあるが、大きなのを剥いて、翌日栗ごはんに。
「スクールバスのロータリー、鈴なりのアケビ採り」
去年、学校の階段下で、すでに時遅しのアケビのつるを見つけた。園児たちとの栗拾いのあと、それを思い出して見に行くと、ちょうど開く直前の鈴なりのアケビ。夢中になって採る。
二十四節気「寒露(かんろ)」
第49候 鴻雁来(こうがん きたる) 10月8日~
「園児らと採ったミョウガで作ったしば漬け完成」
園児らと採らせて頂いた花咲くミョウガでしば漬け作り。いい感じに漬かったので小袋に分け、園児らとお世話になった方々にお届けに。しば漬け入りタルタルソースをのせたパンを給食で頂く。
第50候 菊花開(きくのはな ひらく) 10月13日~
「陽気に誘われ、川に入って魚とり(今年最後)」
この日はいいお天気で、魚をとる気まんまんで出張所の裏の川へ。本流の横の池のようなたまり場に入って、魚を追い回す子どもたちの姿。つかまえた小さなハヤは持ち帰り水槽で飼うことに。
第51候 蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり) 10月18日~
「ご近所のお庭でアケビ・柿を採らせて頂く」
クリを採らせて頂いたお家の方に声をかけてもらって、今度はアケビや柿を採らせてもらう。4歳の末娘は、アケビが大のお気に入りで、隅々までなめとってたそうな。(同僚談)
二十四節気「霜降(そうこう)」
第52候 霜始降(しも はじめて ふる) 10月23日~
「園児らと炭を切り、火をおこしオキアジ・カレイを焼く」
月に一度のごはんづくり。炭窯見学の時に頂いた長い炭を鋸で切り、マッチをすって火をおこし、羽釜でごはんを炊き、旬のオキアジとカレイ(伊根漁港で仕入れた京北の鮮魚店の)を焼く。
第53候 霎時施(こさめ ときどき ふる) 10月28日~
「秋さがしの散歩で森の紅葉に気づく」
庭の木々が少しずつ色づき始めた。交流の森へランチに行くと、もみじの葉が緑・黄・赤の素晴らしいグラデーション。園児らも「まっかな秋」を歌った後、秋さがしの散歩を楽しむ。
第54候 楓蔦黄(もみじ つた きばむ) 11月2日~
「別所へ出かけ、園児ら柿をもぎ、描く」
秋晴れのいい天気。お弁当給食を持って別所へピクニック。ススキの中を歩いたり、山の上から「ヤッホー!」あったかおでんを食べた後、みんなで柿もぎ。持ち帰って、画用紙いっぱい、柿の絵を描いた。
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