この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年09月25日

10/14<収蔵庫見学>高島の民具を活かそう会を開催~!

ひょんなことから、
高島市の文化財を収蔵している建物が年度内で解体されることが決まり、
活用先がなく困っている・・・という情報を目にして、
その情報源の方からお話しを伺いました。

とにかく、数少ない市の担当職員だけでは明るい先が見えないとのこと。

そこで、ご縁ある方の知恵と力を借りよう~!ということで、

10/14、13時半、今津保健センター駐車場 集合で、
民具を見学して活用先を語り合う会合
を開くことになりました。



昔のくらしの道具・民俗文化財(民具)は、
その地に伝わるご先祖さまの培ってきた知恵と技・暮らしを支え、伝えるもの。

研究のため、文化財だから残すとか、使うから残すというだけでなく、

民具には、未来につながる、いろんな可能性を秘めているもの。

未来につながる、その地の財産を掘り起こす材料としても使えるし、
(まちおこし、観光資源、地産の新商品開発・・・)

学校をはじめ、さまざまな学びのための教材としても使えるし、

高齢者が記憶に残る手仕事を再現して元気になる回想法の材料にもなるし、

本来の機能としてだけでなく、インテリアやアートの素材として使うこともできる。

私は、お話しを伺いながら、こうした活用の可能性を語り、

まずは、市の関係各部署に、自分たちの担当する事業のための財産として
残す必要はないかどうかを尋ねて、

それでも活用先がみつからないなら、
市民の手に委ねて、活用先を見つけていくのがよいのでは・・・

という提案をしました。

また、この機会に、
県内をリードしながら民具収集・研究を行ってきた「高島民具クラブ」の方々の
ご功績にふれ、感謝することも大事なことかなと思います。

知恵と汗を出す気のある方、ぜひ、この機会にご一緒いたしましょう~!

ご都合がつかないが、力になれるよという方も、ぜひコメントをくださいね!

ブログコメントでも、なかてぃ小野容子 nakaty@gmail.comへのメールでもOKです。


追伸

・・・今年2月のことを思い出します。

このときもひょんなことから、
草津市南山田で立派な小屋が解体されることになったことを知り、
すぐに見に行って、その建物・収蔵物の状態のよさにびっくり。

facebookなどで呼び掛けて、たった一カ月しかない中で、
地元小学校や新設される近隣の大学農学部への収蔵が決まり、
15日間、のべ83人の方に、県内外から集っていただき、
民具だけでなく小屋の材料も活用先に運ばれていきました。

※詳細は、このブログの「草津市のお蔵(小屋)」カテゴリーをごらんください。
http://lbmmukashi.shiga-saku.net/c48746.html

今回も、よきご縁に恵まれ、
ご先祖さまの遺産を最大限に引き継げることを祈っています。
  

Posted by なかてぃヨーコ at 13:46Comments(0)高島の民具活用2015