2011年02月17日
「温故知新・近江の糸と織り」終了!
すっかりご無沙汰しておりますnakatyです。
昨日をもちまして、ギャラリー展示「温故知新・近江の糸と織り」が無事終了いたしました。
みなさまのおかげだと、深く感謝しております。ありがとうございました!
ちょうど一年前、長浜城歴史博物館の特別展「糸の世紀・織りの時代」が開催されるのを機に、
県内の糸と織りに関わる方々をつないで巡回展でもしようよ!と作ったのが
「近江・糸と織りネットーワーク」
そのつながりの中で、今回ご都合のつく方々に、自らの活動を紹介する展示物をご持参いただき、
「温故知新」をテーマとして構成した展示会でした。
今回、展示(提供)いただいたのは、以下の方々。(展示順路順、敬称略)
弥生織りの会、近江上布伝統産業会館、大西新之助商店、北川織物工場(ファブリカ村)、
浜縮緬工業協同組合、新暁会、騒人、滋賀県東北部工業技術センター、
高島綿’sクラブ、高島地域地場産業振興センター、おうみこっとん夢つむぎ、綿と機織りの会、
近江はたおり探検隊、滋賀県立大学森下研究室、京都造形芸術大学大高研究室、
古着収集家 出雲一郎氏、橋本章氏
滋賀県の伝統織物である湖東の麻織物、湖北の絹織物、湖西の綿織物をすべておさえ、
その伝統の技を新しい展開・大学との協働の成果も紹介でき、
織りの原点である弥生機から始まり、
復元製作した地機と近江上布の高機は織りの実演・体験も行い、
展示の最後を、「古着」で締めくくることができました。
ほんとうに、予算のない中、かつ、準備時間が少ない中、
意欲あるみなさんのお力を集めてこそ、できあがった展示だと、深く深く感謝しております。
21日間の会期で、来場者が約4000名。
展示室内のこたつコーナーでは、綿から種をとる綿繰り作業の体験ができ、
毎週末は、どこかのグループがお越しくださり、糸紡ぎや織りの実演・体験などが行われました。
応援メッセージのボードに、メッセージもたくさん集まりました。
そして、最終日の昨日の午後、
展示関係者による展示説明会、SOU・SOU 若林剛之社長の講演会で締めくくられました。
スニーカー地下足袋で起死回生をはかられたSOU・SOUの若き社長さんは、
自らの会社で扱う和装に身を包み、
近江の織りの産地の方々に向かって、
布としてのブランド「Harris tweed」のことを紹介して、応援くださいました。
ほんとうにうれしく心に響いたお話でした。
講演終了後、そのまま展示の撤収作業に入ったのですが、
「近江の布」やれるよね!みんなにその良さをとにかく知ってもらおうよ!
という気持ちがつながり、その場にいる人々で盛り上がりました。
まずは、ギャラリー展示の終了の打ち上げ?を兼ねて、
県内の三つの織物産地で、現地見学・交流会を開き、
ご縁のある方々とゆっくりと語り合う機会をつくりたいと思っています。
(地産の美味しいものを食べながら・・・ね)
こうして「近江・糸と織りネットワーク」はゆるやかにつながりを広げていく中で、
やりたい人たちでやれることを無理なく楽しく進めていく・・・・
そんな活動ができたらなあと願っています。
こんな気持ちで展示を終えることができて、ほんとうにうれしいです。
(毎日、毎日、必死でしたから~)
はい、これからも、ご縁のあるみなさま、どうぞよろしくお願いいたしますね!
・・・そして、しが衣食住博の最後のイベント、ギャラリー展示「食事(くいじ)博」へと続くのだった。
昨日をもちまして、ギャラリー展示「温故知新・近江の糸と織り」が無事終了いたしました。
みなさまのおかげだと、深く感謝しております。ありがとうございました!
ちょうど一年前、長浜城歴史博物館の特別展「糸の世紀・織りの時代」が開催されるのを機に、
県内の糸と織りに関わる方々をつないで巡回展でもしようよ!と作ったのが
「近江・糸と織りネットーワーク」
そのつながりの中で、今回ご都合のつく方々に、自らの活動を紹介する展示物をご持参いただき、
「温故知新」をテーマとして構成した展示会でした。
今回、展示(提供)いただいたのは、以下の方々。(展示順路順、敬称略)
弥生織りの会、近江上布伝統産業会館、大西新之助商店、北川織物工場(ファブリカ村)、
浜縮緬工業協同組合、新暁会、騒人、滋賀県東北部工業技術センター、
高島綿’sクラブ、高島地域地場産業振興センター、おうみこっとん夢つむぎ、綿と機織りの会、
近江はたおり探検隊、滋賀県立大学森下研究室、京都造形芸術大学大高研究室、
古着収集家 出雲一郎氏、橋本章氏
滋賀県の伝統織物である湖東の麻織物、湖北の絹織物、湖西の綿織物をすべておさえ、
その伝統の技を新しい展開・大学との協働の成果も紹介でき、
織りの原点である弥生機から始まり、
復元製作した地機と近江上布の高機は織りの実演・体験も行い、
展示の最後を、「古着」で締めくくることができました。
ほんとうに、予算のない中、かつ、準備時間が少ない中、
意欲あるみなさんのお力を集めてこそ、できあがった展示だと、深く深く感謝しております。
21日間の会期で、来場者が約4000名。
展示室内のこたつコーナーでは、綿から種をとる綿繰り作業の体験ができ、
毎週末は、どこかのグループがお越しくださり、糸紡ぎや織りの実演・体験などが行われました。
応援メッセージのボードに、メッセージもたくさん集まりました。
そして、最終日の昨日の午後、
展示関係者による展示説明会、SOU・SOU 若林剛之社長の講演会で締めくくられました。
スニーカー地下足袋で起死回生をはかられたSOU・SOUの若き社長さんは、
自らの会社で扱う和装に身を包み、
近江の織りの産地の方々に向かって、
布としてのブランド「Harris tweed」のことを紹介して、応援くださいました。
ほんとうにうれしく心に響いたお話でした。
講演終了後、そのまま展示の撤収作業に入ったのですが、
「近江の布」やれるよね!みんなにその良さをとにかく知ってもらおうよ!
という気持ちがつながり、その場にいる人々で盛り上がりました。
まずは、ギャラリー展示の終了の打ち上げ?を兼ねて、
県内の三つの織物産地で、現地見学・交流会を開き、
ご縁のある方々とゆっくりと語り合う機会をつくりたいと思っています。
(地産の美味しいものを食べながら・・・ね)
こうして「近江・糸と織りネットワーク」はゆるやかにつながりを広げていく中で、
やりたい人たちでやれることを無理なく楽しく進めていく・・・・
そんな活動ができたらなあと願っています。
こんな気持ちで展示を終えることができて、ほんとうにうれしいです。
(毎日、毎日、必死でしたから~)
はい、これからも、ご縁のあるみなさま、どうぞよろしくお願いいたしますね!
・・・そして、しが衣食住博の最後のイベント、ギャラリー展示「食事(くいじ)博」へと続くのだった。
2011年01月28日
ギャラリー展示と関連イベントのお知らせ
nakatyです。
すっかり遅くなってしまいましたが、
みなさまにお知らせできる内容について、掲載いたします。
http://www.lbm.go.jp/tenji/ex_kikaku/gallery/g_20110123_ito-ori.html
#明日1/29、「収集家とともに古着の心を紐解くワークショップ」開催します!
展示している出雲一郎氏コレクションをケースから出して、展示室の畳の上に広げて、
手にとって見せていただきます。
参加無料。申し込み扶養。興味のある方は、ぜひ14:00に琵琶湖博物館企画展示室へ。
ギャラリー展示「温故知新・近江の糸と織り」のご案内
はしかけグループ「近江はたおり探検隊」が6年あまりの活動の中でつながってきた方々と
「近江・糸と織りネットワーク」を結成しました。
今回の展示では、そのメンバーの関わる活動を「温故知新」をキーワードに紹介し、
一般の来館者に加え、ネットワークのメンバーがお互いに活動を知り合い、
交流を進めていくきっかけの場をつくります。
※このギャラリー展示は、「しが衣食住博 in 琵琶博」の1つとして開催します。
【展示内容】
・「近江・糸と織りネットワーク」結成・本展示開催までの経緯
・近江・糸と織りネットワークメンバーの活動紹介
・近江の暮らしの衣から学ぶ
・体験・交流こたつコーナー
・綿繰機による綿の種とりなど
【関連イベント】
・1月29日(土) 14時~16時 企画展示室にて
「収集家とともに古着の心を紐解くワークショップ」(講師 出雲一郎氏)
(はしかけグループ「近江昔くらし倶楽部」)
・1月30日(日) 10時~15時30分 企画展示室にて
「近江上布の機織り実演」(伝統工芸士 野々村芙美子氏)
(近江上布伝統産業会館)
・1月29日(土)・2月11日(金・祝) 企画展示室にて
「地機の機ごしらえと織り、糸紡ぎ実演」
(はしかけグループ「近江はたおり探検隊」)
・2月6日(日)11時~14時 企画展示室にて
「綿繰り体験」
(高島綿’sクラブ)
《ご案内》
会 場 琵琶湖博物館 企画展示室
展示期間 平成23(2011)年1月23日(日)~2月16日(水)
休 館 日 1/24(月)、1/31(月)、2/7(月)、2/14(月)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 無料 *常設展示は別途観覧券が必要になります。
主催 琵琶湖博物館、近江・糸と織りネットワーク
琵琶湖博物館HP:http://www.lbm.go.jp
すっかり遅くなってしまいましたが、
みなさまにお知らせできる内容について、掲載いたします。
http://www.lbm.go.jp/tenji/ex_kikaku/gallery/g_20110123_ito-ori.html
#明日1/29、「収集家とともに古着の心を紐解くワークショップ」開催します!
展示している出雲一郎氏コレクションをケースから出して、展示室の畳の上に広げて、
手にとって見せていただきます。
参加無料。申し込み扶養。興味のある方は、ぜひ14:00に琵琶湖博物館企画展示室へ。
ギャラリー展示「温故知新・近江の糸と織り」のご案内
はしかけグループ「近江はたおり探検隊」が6年あまりの活動の中でつながってきた方々と
「近江・糸と織りネットワーク」を結成しました。
今回の展示では、そのメンバーの関わる活動を「温故知新」をキーワードに紹介し、
一般の来館者に加え、ネットワークのメンバーがお互いに活動を知り合い、
交流を進めていくきっかけの場をつくります。
※このギャラリー展示は、「しが衣食住博 in 琵琶博」の1つとして開催します。
【展示内容】
・「近江・糸と織りネットワーク」結成・本展示開催までの経緯
・近江・糸と織りネットワークメンバーの活動紹介
・近江の暮らしの衣から学ぶ
・体験・交流こたつコーナー
・綿繰機による綿の種とりなど
【関連イベント】
・1月29日(土) 14時~16時 企画展示室にて
「収集家とともに古着の心を紐解くワークショップ」(講師 出雲一郎氏)
(はしかけグループ「近江昔くらし倶楽部」)
・1月30日(日) 10時~15時30分 企画展示室にて
「近江上布の機織り実演」(伝統工芸士 野々村芙美子氏)
(近江上布伝統産業会館)
・1月29日(土)・2月11日(金・祝) 企画展示室にて
「地機の機ごしらえと織り、糸紡ぎ実演」
(はしかけグループ「近江はたおり探検隊」)
・2月6日(日)11時~14時 企画展示室にて
「綿繰り体験」
(高島綿’sクラブ)
《ご案内》
会 場 琵琶湖博物館 企画展示室
展示期間 平成23(2011)年1月23日(日)~2月16日(水)
休 館 日 1/24(月)、1/31(月)、2/7(月)、2/14(月)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 無料 *常設展示は別途観覧券が必要になります。
主催 琵琶湖博物館、近江・糸と織りネットワーク
琵琶湖博物館HP:http://www.lbm.go.jp
2011年01月03日
「ふるさとを愛している」ってどんなこと?
本日より出勤のnakatyです。
突然ですが、本日午後、ギャラリー展示記念イベントを開催いたします。
(ふるさと絵屏風を開発された滋賀県立大学の上田洋平さんの企画です。
ありがとうございます。)
琵琶湖博物館企画展「近江のふるさと絵屏風と未来予想絵図」記念イベント
「ふるさとを愛している」ってどんなこと?
―四大ふるさと絵屏風絵とき合戦&知事とこたつでギャラリートーク―
いま、滋賀県内のさまざまな地域で、そこに暮らす人々が力を合わせ、
自分たちの心の中にあるなつかしいふるさとの姿を描く「ふるさと絵屏風」づくりの
取り組みが広がっています。
現在開催中(新年は1月3日から)の
ギャラリー展示「近江のふるさと絵屏風と未来予想絵図」では
そのうちのいくつかの集落の絵図を紹介しています。
今回、この企画展の開催を記念して、
とくに代表的なふるさと絵屏風を制作した四つの集落の人たちに集合していただき、
それぞれの絵屏風の絵ときをしていただくとともに、
特別ゲストとして嘉田由紀子滋賀県知事をお招きし、
知事を囲んでギャラリートークを開催します。
ふるさとでの暮らしは楽しいうれしいことばかりではなかったはず。
なのにどうして人々はそれをなつかしみ、いま、ふるさとを愛していると言えるのか。
そうしてそれを絵に描き残したいと思ったのか。
「ふるさとを愛している」とは一体どんなことなのか。
年のはじめに、みんなで語り合いましょう。
記
日時:平成23年1月3日(月) 午後2時~4時
会場:滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
プログラム:
1.趣旨の説明(主催者)
2.あいさつ(嘉田由紀子滋賀県知事)
3.ふるさと絵屏風の取り組み紹介(上田洋平滋賀県立大学研究員)
4.四大ふるさと絵屏風絵とき合戦(各集落住民)
・沖田条里語り部会
・南比良ふるさと絵屏風づくりの会
・渋川風景の記憶絵制作委員会
・上丹生プロジェクトK
5.ギャラリートーク「ふるさとを愛しているってどんなこと?」
(嘉田由紀子滋賀県知事+各集落住民+上田洋平)
6.おわり 伊勢音頭唱和(中村明雄氏+参加者)
観覧料:無料(ただし、常設展示観覧は有料)
突然ですが、本日午後、ギャラリー展示記念イベントを開催いたします。
(ふるさと絵屏風を開発された滋賀県立大学の上田洋平さんの企画です。
ありがとうございます。)
琵琶湖博物館企画展「近江のふるさと絵屏風と未来予想絵図」記念イベント
「ふるさとを愛している」ってどんなこと?
―四大ふるさと絵屏風絵とき合戦&知事とこたつでギャラリートーク―
いま、滋賀県内のさまざまな地域で、そこに暮らす人々が力を合わせ、
自分たちの心の中にあるなつかしいふるさとの姿を描く「ふるさと絵屏風」づくりの
取り組みが広がっています。
現在開催中(新年は1月3日から)の
ギャラリー展示「近江のふるさと絵屏風と未来予想絵図」では
そのうちのいくつかの集落の絵図を紹介しています。
今回、この企画展の開催を記念して、
とくに代表的なふるさと絵屏風を制作した四つの集落の人たちに集合していただき、
それぞれの絵屏風の絵ときをしていただくとともに、
特別ゲストとして嘉田由紀子滋賀県知事をお招きし、
知事を囲んでギャラリートークを開催します。
ふるさとでの暮らしは楽しいうれしいことばかりではなかったはず。
なのにどうして人々はそれをなつかしみ、いま、ふるさとを愛していると言えるのか。
そうしてそれを絵に描き残したいと思ったのか。
「ふるさとを愛している」とは一体どんなことなのか。
年のはじめに、みんなで語り合いましょう。
記
日時:平成23年1月3日(月) 午後2時~4時
会場:滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
プログラム:
1.趣旨の説明(主催者)
2.あいさつ(嘉田由紀子滋賀県知事)
3.ふるさと絵屏風の取り組み紹介(上田洋平滋賀県立大学研究員)
4.四大ふるさと絵屏風絵とき合戦(各集落住民)
・沖田条里語り部会
・南比良ふるさと絵屏風づくりの会
・渋川風景の記憶絵制作委員会
・上丹生プロジェクトK
5.ギャラリートーク「ふるさとを愛しているってどんなこと?」
(嘉田由紀子滋賀県知事+各集落住民+上田洋平)
6.おわり 伊勢音頭唱和(中村明雄氏+参加者)
観覧料:無料(ただし、常設展示観覧は有料)