2024年01月03日

息子1の夢のような一日 2009年02月23日11:01

土日に開催された「アートはみんなのもの」、初日は家族5人で出かけました。息子たちは水鳥の塗り絵には見向きもせず、木工やお絵かき、ダンボールのおうち作りにいそしんでいたようです。

帰宅してから「明日も行く?」と聞くと「行く行く!!!」と息子1(小4)。ダンボールのおうち作りの続きがどうしてもやりたいとのこと。

「息子2(年長組)と一緒に自分たちだけで電車にのって会場までこれるなら来てもいいよ。米原駅からの地図は書いてあげるから。二人で来れる?」
「行ける!」「お兄ちゃんと行く!」

やる意欲のあるときにチャレンジさせるのもいいかも・・・と夫婦で話し、翌朝早く私は出発。あとは連れ合いにお任せ。

#よい子はまねをしないように(笑)。やるなら、育児放棄・虐待と言われること覚悟で、事故や誘拐に遭うことも覚悟してやりましょう。(そういう世の中ですからね)

ヨシ笛作りでてんてこまいしているところへ、息子1より「守山駅行きのバスが来ない」と私の携帯に電話があったものの、「そんなん、かあちゃんに言われてもお仕事中やし困るわ。とうちゃんに電話して。」とつれなく返事。

その後もすっかり息子たちのことを忘れて糸紡ぎの講習をしていて、ふと顔をあげたら、目の前に息子たちが!!!

「よう、来れたなあ。すごいやん!」
無言で満面の笑顔の息子1。
「じゃあ、行って来るね。」と早速二人でダンボールコーナーへ。

息子たちの様子が気になるものの、糸紡ぎの客は途切れない。途中一回だけ様子を見にダンボールコーナーへ行ってみると、

前日には何もなかった場所に、ダンボールのお家が20軒ほど立ち並び、中央には塔も立っていて、そのてっぺんから周りのお家の屋根屋根にひもが結びつけてある(←電線らしい)。そして町の中は迷路になっている。会場の扉から廊下にまで進出して別の扉から入れるようにも。

一度入ったら出られなくなりそうで、息子たちを探すのは諦めた。

結局、息子たちに再会したのは、イベントが終わり、会場の片づけがずいぶん進んだころ。

私がほうきで床を掃いていると、こちらに向かって歩いてくる異様な人たち。

でっかいダンボールを頭の上に抱えてこちらに向かう息子1と、
犬小屋サイズのダンボールのお家を抱えている息子2だった。

二人とも満面の笑顔。充実感が身体中からにじみ出ている。

「楽しかった?」
「うん、”夢のような一日”だったよ」とは息子1。

「もしかして・・・そのダンボール、持って帰る気じゃないよね」
「もって帰りたい。ぜったいに!」とは息子2。
はいはい、持って帰らせていただきましょ~。

何を作ったのか何が楽しかったか、詳しくは何も語らない。
とにかく自分の力を存分に出し切った満足感はひしひしと伝わる。
詳しく聞く気にもなれなかった。

車にどうにかこうにか荷物を積み込み、家路につく。
息子たちはあっというまに夢の中。家に着くまで熟睡だった。



家につくと、息子2はさっそく自作のお家をリビングへ。
娘1(もうすぐ2歳)へのプレゼントだったらしい。
「娘1ちゃ~ん、これに入ってみな~。」
よろこんで入る娘1。お気に入りとなりそうだ。


息子1の方は、家に帰ってくるなり「あ、写真撮るのわすれた・・・」

今日の出来事を取材してくるよう、家族新聞「オーノーニュース」の編集長(=連れ合い)に頼まれていたらしい。

#実は、連れ合いの気まぐれで家族新聞を発行することになった。家族一人ひとりが出した原稿を編集長がカレンダーの裏に切り貼りして作成する。創刊号の原稿しめきりが土曜だったのに、誰も原稿を出してくれないと編集長が嘆いていたのだった。

「原稿は、感動が残っているうちに早く書き上げてしまうのがいい。」
と、お風呂の中で編集長からアドバイスされる息子1。
どうも、昨晩遅くまで原稿執筆に取り組んでいたようだ。

オーノーニュース創刊号のトップ記事は、この、夢のような一日に決まり!
写真がないのがとっても残念だけど、それもいい思い出かな。


-----

ちなみに、このダンボールのお家づくりは「栗東文化芸術会館さきら」のネタ。さきらで開催されるときには、ぜひまた参加したいですね。




^^^^^^^^^^^^^^^^^^
コメント hirokamo2009年02月23日 11:10
オーノーニュース!!面白そう~~読んでみたいわあわーい(嬉しい顔)
息子さんたちの熱気が伝わってきそうな日記ですね。
楽しかったんだろうなあ♪♪

コメント こもりはる2009年02月23日 11:39
家族新聞素敵ですね。
読んでて、溢れ出す愛情に涙が溢れてしまいました。

コメント ごりせん2009年02月23日 21:07
お久しぶりです。
息子1・2の興奮状態が目に浮かびます。
ワタシもかつて、校庭に6年生の子ども達にダンボールハウスを作らせました。
まだ、ホームレスなどという言葉がなった時代でした。

写真に撮らなくて良かったかもしれませんね。
心のカメラに焼きついているはずです。
思い出を言葉として残しておくほうが素敵ですね。
いつかオーノーニュースを見せてください。

コメント ゆきぴょん2009年02月24日 13:39
お久しぶりです
楽しそうなイベントですね~
私も子供を連れて行ってみたかったです(^^)

また機会がありましたら参加させてくださいね~!

コメント マンゴー2009年02月28日 01:15
えんぴつオーノーニュースえんぴついいねぇ
私も小学生の頃、新聞作って家の壁に貼ってました。
あきっぽい私は3回ぐらい書いて終わってしまいましたが・・・

オーノーニュースの編集長頑張ってください!
応援しています手(グー)

コメント ようちゃん2009年03月08日 23:36
みなさまコメントありがとうございます!
てづくりかぞくしんぶん「オー!ノー!!ニュース」創刊号は、無事、3月1日に完成し、リビングの扉に貼りだされております。
確か週刊のはずだったのですが、原稿は全然集まっていない様子。
う~ん、何号まで続くやら・・・。
(犬の図鑑は未刊のままだし、息子2はウサギ図鑑を作り始めてるし)

ダンボールのおうちづくり、キッズプラザ大阪でやっている?ようです。
また、開催情報、お知らせしますね!


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