2024年01月03日

新しいステージへ 2010年03月03日12:23

みなさま、天変地異も多発するこの頃、いかがお過ごしでしょうか?

私の方は、この1週間ですっかり人生ステージが変わった感じがします。

先月終わりから、仙台出張、千葉での上映会参加、滋賀会館での上映会参加、アースデイの打ち合わせ・・・とこなしたのですが、行きの電車の乗り間違いから始まり、発表ポスターを仙台の駅に忘れて帰る・・・まで、ハプニング続き。ですが、すべてが偶然で必然な、濃い4日間でした。

この日々の中で、熱意と志あふれるたくさんの人々に出会いました。

全国には、学校、地域の文化施設、マスコミ、街づくり活動などなどと連携しながら、夢のある活動を進めている学芸員もたくさんいて、
さらに、原点に立ち戻るメッセージを人々に広げようと手弁当で集まる人々がたくさんいるのです!

彼らと実際に出会い、交流する中で、

「ああ、私だけでないんだなあ。
全国に、こんなにたくさんやっている人がいるんだから、
未来は絶対に大丈夫だ!!!」

と、魂の底から、納得し、安堵できた・・・のだと思います。


3月にはいって、偶然出会った方から「すっきりしたね。印象が変わった」と言われました。

潜在意識に残っていた孤独感・無力感が消えて、すっきりしたんでしょうね。

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仙台では、全国の科学博物館の幹部職員が集まる事例発表会でポスター発表しました。テーマは「連携-その先の未来へ-」事例発表は、どれも私の想像を超える、すばらしい連携でした。


千葉の市川では、映画「降りてゆく生き方」に参加してきました。
上映日の前日の夜、プレ上映があるというので行ってきたら、
スタッフの方と話が弾み、10月31日に滋賀で上映できそうです。
翌日、気がついたら、券売の前で交通整理し、モギリしてました。

この映画は、劇場上映も、広報宣伝も、DVD販売・TV放映もしない。
映画づくりも上映会も「仲間づくり」として行う映画です。
http://www.nippon-p.org/

上映当日には、北海道の浦河の「べてるの家」の川村先生が来られました。(てんつくマンもプライベートで来ていた)

「べてるの家」は精神障害のある方の仕事場なのですが、
・経営者がいない
・安心して休める
・三度の飯よりミーティング
など、独特の運営方法で、億の年商をあげているとか。
評判を生み、今では年間数千人の方が訪れるのだそうです。

舞台上で、川村先生がおっとりとした口調で
「そんなにたくさんの人が集まるので、最近は
地域支援、健常者支援も行うことになって・・・」と言われ、
会場は大爆笑でした。

今年のべてるまつりは、6月25・26日に行われるようです。
「降りてゆく生き方」の上映会もあり、奇跡のりんごの木村秋則さんも来られるとのこと。ぜひ参加したいなあと思っています。


そして、滋賀に帰り、滋賀会館で「空想の森」というドキュメンタリー映画を見ました。
http://www.soramori.net/

舞台は、北海道の「新得協働学舎」
心身に障害があったりで居場所を求めて集まった方が、農場で野菜づくりやチーズづくりを行っています。

2歳の娘と一緒に行ったので、ほとんど映画は見れませんでした。
でも、同じような境遇のお母さんと深いお話ができました。

そのあとの「お米の食べくらべ」でも、
県内でがんばっている若き農家との出会いがありました。

そして、アースデイの打ち合わせに遅れて参加しました。

出会うひとがどんどん「仲間」になっていく。
そんな感覚があって、わくわくしました。

10月31日の上映会に合わせて「屋台市」をしよう!
という話まで、沸き起こりました。


「どうやったら楽しいだろう?どうやったらできるだろう!」
という問いにフォーカスすると、
次から次へとアイデアがわき、助けてくれる仲間が現れるのです。

人はついつい
「なんで楽しくないのか?なぜ、できないのか?」
という問いに取り組んでしまいがちですが、
この問いからは新しい自発的な創造は生まれません。

原因は解明されても、問題解決できるとは限らないのです。


ほんとうに、これからの毎日が、楽しみでしかたありません。

みなさんとも、ぜひ機会を作って一緒にやっていけたらなあと思っています。
(これは、いつも、ずっと前から思い続けているんですよ)




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コメント みんみん2010年03月04日 21:52
 にゃかてぃわーい(嬉しい顔)ラブ揺れるハート

コメント ようちゃん2010年03月06日 12:31
>みんみんさま
ありがとう~~!!!

けいこ2010年03月13日 10:09
ちょっと遅ればせのコメントですが、
先日、私も、かの滋賀会館にて「空想の森」観てきたところです!

「降りていく生き方」観たいと思っているところでした。

北海道時代に訪れた「べてるの家」、「新得共働学舎」、
いずれも生きる原点を体験させていただきました。
これから、おもしろそうなことが色々とあるのですね。
情報ありがとうございます。

また、よろしくお願いします。


コメント ようちゃん2010年03月14日 07:40
>けいこさま

すっかりご無沙汰しております。その後、いかがお過ごしでしょうか。

「降りてゆく生き方」は10月31日に、琵琶湖博物館で
「しが衣食住博プレイベント」「近江スローフードの会発足」のシンポジウム
の中で、上映します。
ただ見るだけの映画じゃありません。
仲間作りの映画です。ぜひ一緒にやりましょう!
屋台市とかもやろうという話も出ていて楽しみです。

そこで、寺田本家さんの「発酵道」(無肥料無農薬玄米から作ったお酒を作っている)にも
出会い、目うろこでした。

さらに、先日、愛知のゴジカラ村の吉田一平さんのお話を聞き、
最終目標は、仲間づくり・村づくりだなあと。

確実に、未来は明るいですよ~。

詳しくは、また、お会いしたときにでも。では、また~!
お店にもそのうちに伺わせていただきますね~。


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