2012年10月13日

森と風のがっこう・吉成信夫さんとの出会いから

先日(9/29)、NPO法人岩手子ども環境研究所「森と風のがっこう」代表の
吉成信夫さんのご講演を聴きました。

葛巻の山間のへき地にある廃校を使って、
地元の方、外の専門家、同志たちをつなぎながら、
2,3歳~70代の方々が何度も何度も話し合いをして、
みんなで手作りした
食とエネルギーが地域で循環する体験の場です。

森と風のがっこう http://www.morikaze.org/

とにかく、魅力的な方で、生き様から大いに学ばされ、励まされ、
講演終了後に、少しお話させていただき、著書にサインを頂きました。

ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革

#建物がほとんど出来上がる段階で知事の特命を受けて
再生に取り組み、日本を代表する県立児童館を作り上げたお話。
県職員として、とても勇気づけられる実践。
吉成さんの熱意のかけらでも入れて、
琵琶湖博物館リニューアルに取り組めたらなあ・・・


さて、そのときにいっしょにお話を聞いて、
終了後にたまたま出会って、しばらくお話をすることになった
ダッシーさんが、心に響くメッセージをくださいました。

#ダッシーさんは英語教師の経験を活かして、
滋賀のよさを国際的に紹介したいと
近江環人として学んでおられます。

少し長いメッセージですが、以下に掲載します。

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米原のルッチ大学に 岩手県で ”森と風の学校” をやられている
吉成信夫さんが話しに来てくださり、参加することができました。

吉成さんは森と風の学校をやられていて、
このような試みとしては 本当にめずらしく 軌道に乗っている、そうです。
吉成さんは これまでの枠や決まりごとを一切 とっぱらったやり方で
この学校をやられているそうです。

話してくださった 一瞬、一瞬が引き込まれるような内容で、
人間が 本当に楽な自由な気持ちでいることで、
本当の意味で 物事が達成されて、学校ができて行く、ということを
語ってくださいました。

確か、吉成さんは 確か1990年頃に まったく、なんのあても 頼る人もなく、
でも、志すところがあって 東京から岩手に通われて、
結果、岩手で貴重な活動をすることになり、
その後、岩手で学校を作られて、現在に至っているそうです。

(ダッシーは)1995年頃に やはり、東京から岩手に20回ほど 通いました。
当時、私は仕事で とても疲れていましたが、
岩手の地には 自然界の心地よい空気が感じられ、
何かひきつけっれるようにして 週末になると倒れるように 新幹線に乗り、
車内では いつも寝たままの状態で・・岩手の知人を頼って、
岩手に足しげく訪れていました。。


その頃、自動手記で書いたメッセージが 机の中から出て来ました。。
このメッセージは 添付ファイルにもしましたので、
よければ、ぜひ、読んでみてください。 なお、これは転載・シェアは自由です♪☆。。

長い間机の中に眠っていたメッセージが 皆をつなぐ役割をしてくれれば幸いです。


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「水のはじまり」


もし、地球上の木の葉を ひろい集めることができたら、

私たちの手で 一枚一枚 ひろい集めることができたら、

この地球上に花が咲き出すでしょう。

ひとかけら ひとかけらの心の金貨を集めることができたら

私たちの指はつながれています。


やわらかい風の吹いてくる中で

あたたかい土のかおりのする中で

私たちは手をつないで歩きます。


私たちの心のひとしずくが つながれ結ばれ

それが水の沢になり・・・・


庭先のコスモスが大切にされ、あなたの想いが伝わっていくでしょう。

そうしてあなたの思いで地上はあふれ 明るい地球が始まります。


あなたの指のひとしずくひとしずくから出たものが大切なのです。

それで世界一杯を明るくして下さい。

あなたの想いがつたわり 心が伝わっていきます。


水の水路をつくりましょう。

私たちの心の泉を入れる、

そこに水を入れ、そこから水を汲み出す。


もし、私たちが地球上に落ちた木の葉をひろい集め ポケットに入れることができたら

そうして その一枚一枚を見せ合うことができたら

そうして同じテーブルの席につき、食事をすることができたら


ひとりひとりのポケットから出たものが貴重で

あなたのハートと私の心がとけ合い 一緒にいる

みんながもっている鎖をつなぎ合い、私たちは同じテーブルの席につく。


あなたのひとにぎりの金色のリンゴを見せてください。

そのリンゴで地上を一杯にしてください。


私のふところの花があなたの花になり、

あなたのふところの花が私のふところの花になる。


もし、地球上の木の葉をひろい集めることができたら、

私たちの手で一枚一枚ひろい集めることができたら、

この地上に花が咲き出すでしょう。


1995年頃 岩手にて 自動手記でダッシー記



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(このメッセージのいきさつについて)

こんにちは、下記は1995年頃に東京から自然界の美しい岩手県に
何回も通っていた時に 岩手の自然界の風の声を聴きながら或る時、
なにげなく浮かんだ言葉を そのままメモしたものです。

当時、なぜか、理由はわからず・・・
ただ、ひたすら岩手の美しい地下水や水源に惹かれて、
岩手にある井戸水を訪ねて、また、北上川の水源にまで足を運んでいました。

このメッセージは自動手記(チャネリング)で書いたものですが、
*チャネリング:この宇宙にある何かにチューニングして出て来る言葉

チャネリング、と言っても なにか特別なものではなく、

たとえば、作曲家が書く曲や アーティストの描く絵も
一種のチャネリングで出て来ている、と考えてもいいかもしれませんね。。


今回、岩手県で森と風の学校をやっておられる吉成信夫さんが
滋賀県に来てくださり
"人々がつながる(心の)地下水脈がある"
という貴重なお話しをしてくださいましたが、(太青字、中藤)

そのお話しが 当時書いていた このメッセージとつながりました・・・
当時、井戸水や水源を求めてさまよっていたのは、
今にして思えば、
きっと、吉成さんの言われている "心の地下水脈" を探していたのでしょうね。

滋賀県にも あと少しで
森と水の学校のようになる可能性を秘めた場所があるそうで・・
なんだか、とっても楽しみです☆。

このメッセージは転載自由です。
また、機会があれば あちらこちらで読んでいただければ幸いです。
このメッセージが多くの人々をつなぐひとつのきっかけになってくれれば幸いです。

びわ湖に多くの清らかな水を送りこんでいる人々の住む滋賀県の地にて

2012年10月 ダッシー

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「そうかあ、岩手と滋賀は地下水脈でつながってたんですね!」

講演後、ダッシーさんとお話していた時におどりあがったのを思い出します。

一人ひとりの取り組みが、
自然とともにすべてつながりあっていて、
それが、新しい時代をつくっていく・・・・

そんなことに取り組む人生を送れるなんて、すてきなことです。
ぜひ、みなさんもごいっしょに!


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