2010年05月06日

「丹後・織りの世界」のご案内

京都府立丹後郷土資料館の横出さんより、情報をいただきました。

丹後といえば、「藤織り講習会」。
5月の藤伐りから始まる年間通じての講習で今年で26回目。
そして、この5月より「藤織り伝承交流館」もオープンとのこと。

この丹後の郷土資料館で、興味深い企画展が開催中です。

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重要有形民俗文化財指定記念 春期企画展
「丹後・織りの世界 」-藤・麻・木綿・絹-

●会期:平成22年4月24日(土)~6月27日(日)(月曜休館)

丹後郷土資料館が収集した丹後地域の紡織用具が、
平成21年度に国の重要有形民俗文化財に指定されました。

丹後は絹の縮緬(ちりめん)以外にも、
庶民衣料として藤・麻の織物や木綿の裂き織り(サキオリ)・刺し子(サシコ)といった
多様な織物が織られた特徴ある地域です。
また、麻糸が漁網(ぎょもう)や釣り糸に使われるなど繊維素材は様々に利用されました。

今回の展示では、指定を記念して丹後の生活文化における織物について探りたいと思います。

※詳しくはこちら→ http://www.kyoto-be.ne.jp/tango-m/

文化財講座
■5月15日(土) 午後1時~4時
・講 演  「京都府の織物文化とその伝承 -丹後・丹波・山城-」 

・講 師: 楠  八千代  くすのき やちよ  さん   
       □丹後藤織り保存会 (宮津市)   たんごふじおりほぞんかい 
      柿原志津子   かきはら しずこ  さん   
       □福知山市丹波生活衣館 (福知山市) ふくちやましたんばせいかついかん
      福岡佐江子  ふくおか さえこ  さん
       □相楽木綿伝承館 (精華町) さがなかもめんでんしょうかん
      横出洋二    よこで ようじ
       □京都府立丹後郷土資料館 資料課長

*府下で伝承活動しておられる、各団体の活動状況や課題を報告いただきます。
*事前申し込みは不要です。当日直接ご来館ください。
*聴講は無料ですが、観覧料(大人200円/小人50円)が必要です。

体験講座
■5月22日(土) 午後2時~4時  「スピンドルで糸を紡ぐ」  
・講 師: 横出 洋二  よこで ようじ
        □京都府立丹後郷土資料館 資料課長

*参加ご希望の方は、下記までお電話で申し込みください。
*参加は無料ですが、観覧料(大人200円/小人50円)が必要です。


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Posted by なかてぃヨーコ at 13:48│Comments(0)旧関連情報紹介
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