2021年11月20日

ローカル七十二候 第55~63候(立冬・小雪・大雪)

二十四節気「立冬(りっとう)」

第55候 山茶始開(つばき はじめて ひらく) 11月7日~

「「花背の森で木と遊ぶ」製材所広場で老若男女集う」
初めて企画実施された地元イベント。好天・紅葉の下、地域内外の子ども・大人が集い、自由に楽しむ。「花背を紹介!ちまきプロジェクト」の小中学生も、花背の笹を使ったちまきを販売・完売した!

第56候 地始凍(ち はじめて こおる) 11月12日~

「神社の境内、銀杏の葉で黄色いじゅうたん」
園児らと神社に散歩したり、高島・針畑へドライブ中、神社の境内に銀杏の落葉が隅々まで敷き詰められ、まるで黄色い絨毯が敷かれているよう。
この景色は、神様への捧げものだと、いつも思う。

第57候 金盞香(きんせんか さく) 11月17日~

「屋根葺用に刈り取ったカヤの掃除を手伝う」
近所の茅葺き民家のおかあさんが、カヤの枯葉を取り除いておられたので、思わず一緒に作業させて頂く。いつもの茅場で今年は全く芽が出ず、一面ベニバナボロギクになったとのこと。こんなことある?
ローカル七十二候 第55~63候(立冬・小雪・大雪)

二十四節気「小雪(しょうせつ)」

第58候 虹蔵不見(にじ かくれて みえず) 11月22日~

「小松菜とサゴシでごはんづくり」
園児らと毎月恒例のごはんづくり。園庭の畑から小松菜を抜き洗ってはさみで切る。山間の隣町の鮮魚店から仕入れた日本海のサゴシは三枚おろし。炭火をおこし、身はホイル焼き、アラは羽釜で小松菜と汁物に。

第59候 朔風払葉(きたかぜ このはを はらう) 11月27日~

「初雪 モミの木、柿をいただく」
地域の方が、クリスマス用のモミの木やキウイ、柿を持ってきてくださる。看板が色あせているので相談したら、やすり直してくださった。開所時に保護者が手作りした看板が15年前の姿を取り戻した。ありがたい。

第60候 橘始黄(たちばな はじめて きばむ) 12月2日~

「今年も、採ったむかご入りご飯炊く」
去年、ごはんづくりの時に、むかごご飯を炊きたくて、散歩に行くたびに集めていた。今年はすっかり忘れていたけど、林道散歩の時に、落ち葉の下も探ってたくさん採った。給食でむかごご飯を頂く。

二十四節気「大雪(たいせつ)」

第61候 閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる) 12月7日~

「園児ら、あやとりブーム」
寒さが厳しくなり、絵合わせカードや、空き箱製作、あやとりなど室内遊びが深まっていく。自分のあやとりを毛糸で指編みして作る。葛川茅葺きの家でおばあちゃんに教えてもらった一人あやとりも思い出して披露する。

第62候 熊蟄穴(くま あなに こもる) 12月12日~

「モミの木を地元の素材でかざる」
クリスマスのモミの木、例年は玄関の中に飾るのだが、今年は、通りがかる小中学生などにも見てもらえるよう玄関の外へ。今年の飾りはすべて園児らが採ってきた枝葉・実・蔓で手作り。楽しんでもらえたかな。

第63候 鱖魚群(さけのうお むらがる) 12月17日~

「初積雪 解けて園庭で落ち葉で焼き芋」
まとまった雪が初めて降る。焼き芋用に、落ち葉を貯めていたのに、なかなかできる日がない。積雪が解けて晴れ渡る日、最後のチャンスと落ち葉焚き。おやつに黄金のとろける安納芋をみんなで頂く。


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