2013年03月24日
工房通信2013.4_5月号
工房通信
琵琶湖博物館はしかけグループ「近江昔くらし倶楽部」のはしかけニューズレターの内容を
中心にしながら、「近江はたおり探検隊」や生活実験工房で行われる活動をお知らせします。
#はしかけ制度・ニューズレターはこちら
http://www.lbm.go.jp/hashikake/index.html
近江昔くらし倶楽部【活動報告日の活動会員数(のべ) 28名(内子ども11名) 】
グループ代表アドレス:mukashi@lbm.go.jp グループ担当職員:中藤容子
春分を迎え、地球暦の新年の到来です。
一期一会を感じるこの頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私ごとで恐縮ですが、11月の大イベント「ローカリゼーションという希望」の後、
子どもが不調、連れ合いの仕事が激化し、私生活が混乱を極め、「必死」でした。
2月上旬に「必死」という漢字の意味に気づかされてからは、
深呼吸をして自分のペースを取り戻す時間を作りながら、一日一日やり過ごしています。
気は楽になりましたが、いつどうなるか、まだまだ不安定な日々。
この混乱で仕事をはじめいろんなところにご迷惑をおかけしましたが、
温かく見守っていただけて深く感謝しています。
そんな中、3月に入り、
東京での田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会と
http://inakano-heroine.jp/
福井・勝山でのまちづくり講演会・はたやフォーラムに、
http://www.city.katsuyama.fukui.jp/hataya/
どちらもフォーラムのコーディネーター役で行ってきました。
自分の話をするのでなく、パネラーの方々のお話をコーディネイトするなんて、
私にできるかしらと出かけてきたのですが、我ながら無事やり過ごせました。
たくさんの志ある方々と出会いました。
そして私に求められている新しい役割があることに気づかされました。
今までの常識が通用しない時代が到来し、
自分が与えられた場で、どれだけ力を発揮して、明るい未来を切り拓けるか。
同志たちの活躍を励みにしながら、決して諦めず、しなやかに挑み続ける毎日です。
力を抜いてリラックスして、今を丁寧に暮らし、先は委ねることが大事だなあと実感します。
新年度は、近江昔くらし倶楽部の活動の中で、
こうした心持を共有する時間を作りたいと思っています。
【活動報告】
滋賀の食文化研究会・合同例会
■2月24日(日)(参加者3名(研究会会員除く))
「多様なカブを多様に食べる」をテーマに、日野菜の細巻、カブのシチュー、
北之庄菜のおやき、つりカブラのきんぴら、多様なカブの漬物を調理して試食しました。
研究会会員、長さんの「近江の多様なカブ」についての講習会もあり、
研究会がまとめた『食べ伝えよう 滋賀の食材』の本の紹介もありました。
古民家くらし体験(お馬と畑・奥加河荘)
■3月12日(火)(参加者4名(内子ども2名))
春の陽光の中、田んぼの獣害対策用の柵の撤去のお手伝いをしたり、
お馬に乗って散歩したりしました。
新入りポニーの「サン」が先月亡くなったとの悲報にふれましたが、
もりのいえの修行を終えて3月から戻ってきた夏子さんも交え、
心の通う語りあいもできました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■3月5日(火)(参加者3名)
まだ雪の残る葛川でしたが、春の日差しを感じる日で、
囲炉裏を囲んで手作業とブレインジム、話に花がさきました。
おうみ昔くらし探検塾
■3月16日(土)(参加者18名(内子ども9名))
全6回の最終回。三色団子(よもぎ、赤米)とぼたもちを作って、
工房担当の水谷さんからこの一年の田んぼ作業を映像で振り返りました。
子どもたちは外を駆け回り、親はブレインジムやゆらし整体などをして、語り合いました。
来年度は、探検塾はやりません。
「生活実験工房田んぼ体験」という体験教室の日に便乗して、
昼食と午後の集いの場を作ります。(詳しくは【活動予定】をごらんください)
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。
必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、
体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて、
「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する
集まりを開きます。
毎回、何か話題提供はしようと思います(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、
自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。
学びたいことがある方、提供できるネタのある方、ご意見お寄せください。
■4月20日(土)、5月19日(日)、6月9日(日)、7月20日(土)、8月11日(日)、
9月14日(土)、10月5日(土) の12:00~15:00
いずれの日も10:00~12:00に、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。
はしかけ会員はスタッフとして参加できます。
(着がえ、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
古民家くらし体験 (お馬と畑・奥加河荘)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、
雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の空間を楽しみ、四季折々の季節を感じます。
作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
■5月29日(水) 10時半-15時
<※前号でお知らせした4月6日(土)は中止します。ごめんなさい。>
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、
ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空間に手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。
手仕事の道具、お弁当持参です。
■4月25日(木) 10時半~15時
<※前号でお知らせした4月18日(木)を延期します。ごめんなさい。>
■5月15日(水) 10時~15時(予定) 里山でお茶摘み-初めての烏龍茶づくり-
(講師:堀口一子さん)
<会場は、マチイハウス(大津市葛川町居町)で行います。受講料が必要。
参加希望の方、中藤まで申込ください。定員10名>
アースデイしが2013 (三井寺)
■5月26日(日) 10時~15時、三井寺(大津市)にて
「土から生まれた命(わたしたち)、つながろう」をテーマに、映画上映会、野外ライブ&トーク、
こだわりマーケットが開催されます。われわれも来場者に綿にふれてもらうブースを担当するかも。
面白い人・モノ・コトが交わる場になりそうです。
湖国・巨石の会<新規>
世界中の巨石を巡って写真を撮影されている須田郡司さんが今、「滋賀」の巨石に注目して
いらっしゃいます。滋賀は、巨石を地元でお祀りしているところも多く、
去年は、湖東の巨石を紹介する「巨石マップ」を作られました。
今年は、ぜひ、いろんな方々と一緒に、滋賀県全域版をつくりたいとのこと。
人々が自然のあり方をどう認識し、どう関わりをもってきたか。
そしてこれからどう関わっていくのかは、近江昔くらし倶楽部として気になるテーマであり、
巨石は重要なテーマの一つだと思います。
そこで、我々の活動として、春分の日に「湖国・巨石の会」を立ち上げることになりました。
5月の18日か19日あたりに、須田さんから、世界や滋賀の巨石のこと、巨石への想いを
伺う機会を作る予定です。ご縁のある方々と巨石の情報を集め、実際に現地ツアーしながら、
巨石の世界をいっしょに深めていけたらと思います。
まずは興味のある方、去年作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、
中藤までお知らせください。
琵琶湖博物館はしかけグループ「近江昔くらし倶楽部」のはしかけニューズレターの内容を
中心にしながら、「近江はたおり探検隊」や生活実験工房で行われる活動をお知らせします。
#はしかけ制度・ニューズレターはこちら
http://www.lbm.go.jp/hashikake/index.html
近江昔くらし倶楽部【活動報告日の活動会員数(のべ) 28名(内子ども11名) 】
グループ代表アドレス:mukashi@lbm.go.jp グループ担当職員:中藤容子
春分を迎え、地球暦の新年の到来です。
一期一会を感じるこの頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私ごとで恐縮ですが、11月の大イベント「ローカリゼーションという希望」の後、
子どもが不調、連れ合いの仕事が激化し、私生活が混乱を極め、「必死」でした。
2月上旬に「必死」という漢字の意味に気づかされてからは、
深呼吸をして自分のペースを取り戻す時間を作りながら、一日一日やり過ごしています。
気は楽になりましたが、いつどうなるか、まだまだ不安定な日々。
この混乱で仕事をはじめいろんなところにご迷惑をおかけしましたが、
温かく見守っていただけて深く感謝しています。
そんな中、3月に入り、
東京での田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会と
http://inakano-heroine.jp/
福井・勝山でのまちづくり講演会・はたやフォーラムに、
http://www.city.katsuyama.fukui.jp/hataya/
どちらもフォーラムのコーディネーター役で行ってきました。
自分の話をするのでなく、パネラーの方々のお話をコーディネイトするなんて、
私にできるかしらと出かけてきたのですが、我ながら無事やり過ごせました。
たくさんの志ある方々と出会いました。
そして私に求められている新しい役割があることに気づかされました。
今までの常識が通用しない時代が到来し、
自分が与えられた場で、どれだけ力を発揮して、明るい未来を切り拓けるか。
同志たちの活躍を励みにしながら、決して諦めず、しなやかに挑み続ける毎日です。
力を抜いてリラックスして、今を丁寧に暮らし、先は委ねることが大事だなあと実感します。
新年度は、近江昔くらし倶楽部の活動の中で、
こうした心持を共有する時間を作りたいと思っています。
【活動報告】
滋賀の食文化研究会・合同例会
■2月24日(日)(参加者3名(研究会会員除く))
「多様なカブを多様に食べる」をテーマに、日野菜の細巻、カブのシチュー、
北之庄菜のおやき、つりカブラのきんぴら、多様なカブの漬物を調理して試食しました。
研究会会員、長さんの「近江の多様なカブ」についての講習会もあり、
研究会がまとめた『食べ伝えよう 滋賀の食材』の本の紹介もありました。
古民家くらし体験(お馬と畑・奥加河荘)
■3月12日(火)(参加者4名(内子ども2名))
春の陽光の中、田んぼの獣害対策用の柵の撤去のお手伝いをしたり、
お馬に乗って散歩したりしました。
新入りポニーの「サン」が先月亡くなったとの悲報にふれましたが、
もりのいえの修行を終えて3月から戻ってきた夏子さんも交え、
心の通う語りあいもできました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■3月5日(火)(参加者3名)
まだ雪の残る葛川でしたが、春の日差しを感じる日で、
囲炉裏を囲んで手作業とブレインジム、話に花がさきました。
おうみ昔くらし探検塾
■3月16日(土)(参加者18名(内子ども9名))
全6回の最終回。三色団子(よもぎ、赤米)とぼたもちを作って、
工房担当の水谷さんからこの一年の田んぼ作業を映像で振り返りました。
子どもたちは外を駆け回り、親はブレインジムやゆらし整体などをして、語り合いました。
来年度は、探検塾はやりません。
「生活実験工房田んぼ体験」という体験教室の日に便乗して、
昼食と午後の集いの場を作ります。(詳しくは【活動予定】をごらんください)
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。
必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、
体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて、
「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する
集まりを開きます。
毎回、何か話題提供はしようと思います(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、
自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。
学びたいことがある方、提供できるネタのある方、ご意見お寄せください。
■4月20日(土)、5月19日(日)、6月9日(日)、7月20日(土)、8月11日(日)、
9月14日(土)、10月5日(土) の12:00~15:00
いずれの日も10:00~12:00に、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。
はしかけ会員はスタッフとして参加できます。
(着がえ、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
古民家くらし体験 (お馬と畑・奥加河荘)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、
雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の空間を楽しみ、四季折々の季節を感じます。
作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
■5月29日(水) 10時半-15時
<※前号でお知らせした4月6日(土)は中止します。ごめんなさい。>
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、
ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空間に手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。
手仕事の道具、お弁当持参です。
■4月25日(木) 10時半~15時
<※前号でお知らせした4月18日(木)を延期します。ごめんなさい。>
■5月15日(水) 10時~15時(予定) 里山でお茶摘み-初めての烏龍茶づくり-
(講師:堀口一子さん)
<会場は、マチイハウス(大津市葛川町居町)で行います。受講料が必要。
参加希望の方、中藤まで申込ください。定員10名>
アースデイしが2013 (三井寺)
■5月26日(日) 10時~15時、三井寺(大津市)にて
「土から生まれた命(わたしたち)、つながろう」をテーマに、映画上映会、野外ライブ&トーク、
こだわりマーケットが開催されます。われわれも来場者に綿にふれてもらうブースを担当するかも。
面白い人・モノ・コトが交わる場になりそうです。
湖国・巨石の会<新規>
世界中の巨石を巡って写真を撮影されている須田郡司さんが今、「滋賀」の巨石に注目して
いらっしゃいます。滋賀は、巨石を地元でお祀りしているところも多く、
去年は、湖東の巨石を紹介する「巨石マップ」を作られました。
今年は、ぜひ、いろんな方々と一緒に、滋賀県全域版をつくりたいとのこと。
人々が自然のあり方をどう認識し、どう関わりをもってきたか。
そしてこれからどう関わっていくのかは、近江昔くらし倶楽部として気になるテーマであり、
巨石は重要なテーマの一つだと思います。
そこで、我々の活動として、春分の日に「湖国・巨石の会」を立ち上げることになりました。
5月の18日か19日あたりに、須田さんから、世界や滋賀の巨石のこと、巨石への想いを
伺う機会を作る予定です。ご縁のある方々と巨石の情報を集め、実際に現地ツアーしながら、
巨石の世界をいっしょに深めていけたらと思います。
まずは興味のある方、去年作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、
中藤までお知らせください。
工房通信2014_8月号(最終号)
工房通信2014.6_7月号
工房通信2014.4_5月号
工房通信2014.2_3月号
工房通信2013.12_2014.1月号
近江昔くらし倶楽部・11月の活動(薪づくりWS・綿にふれてみよう!など)
工房通信2014.6_7月号
工房通信2014.4_5月号
工房通信2014.2_3月号
工房通信2013.12_2014.1月号
近江昔くらし倶楽部・11月の活動(薪づくりWS・綿にふれてみよう!など)
Posted by なかてぃヨーコ at 15:45│Comments(0)
│工房通信・活動予定